今回は、ウェブやマーケティングでも使える心理学。ハロー効果について解説していきます。
ハロー効果は、ウェブサイトやマーケティングで使われることが多い心理学の一つです。
ハロー効果とは
ハロー効果とは、ある対象を評価する際に、一部の特徴的な印象に引きずられて、全体の評価をしてしまう効果のことです。
別名で『光背効果』『後光効果』とも呼ばれています。
ハロー効果は2種類ある
ハロー効果には『ポジティブハロー効果』と『ネガティブハロー効果』の2種類があります。
ポジティブハロー効果とネガティブハロー効果は、どちらも反対の意味を持ちます。
ポジティブハロー効果が特定の良い評価が全体の評価を高くしてしまうのに対し、ネガティブハロー効果は、一部のネガティブな印象を抱いた際に全体的の評価を下げてしまうことです。
ハロー効果をウェブサイトやマーケティングで使用する場合
ハロー効果は、ウェブサイトやさまざまなマーケティング戦略で活用される心理学です。
例えば、新発売の飲料水のCMで爽やかなタレントを起用することにより、この飲料水は「爽やかで美味しそう」と思った方も多いのではないでしょうか。
この、ハロー効果をWebサイトで活用した場合は以下のようなコンテンツになります。
- 専門家の意見や監修
- お客さんの口コミ
- 引用
- メディア掲載
- 提携先企業やパートナー企業の紹介
専門家の意見や監修
専門家の意見や監修をつけることによりハロー効果が作用します。専門家が意見することにより「専門家が言うなら信用できそう」という心理が働きます。
専門記事を書く場合は、監修者に専門家をつけることにより、読者に「専門家が監修している記事なら信憑性が高い」と思わせる効果があります。
お客さんの口コミ
お客さんや利用者の口コミもハロー効果を得られるよく目にするコンテンツです。
サービスを提供しているウェブサイトでは、必ずと行っていいほどお客様の声を紹介しているコンテンツを見ることが多いのではないでしょうか。
このお客さんの口コミも「こんなに利用者が多いならきっと良いサービスだ」などと印象付ける効果があります。
引用
権威のあるサイトからの引用もハロー効果を得られます。
ページの中に権威のある自治体や公共機関のHPの内容が書かれているだけで、ページ全体の評価が良い方に変わってきます。
メディア掲載
メディアへの出演や掲載も全体的な評価を上げる効果があります。
「テレビメディアに出る会社だからきっと美味しいに違いない」などテレビに出演しただけでも全体的な評価を上げることが可能です。
しかし、サービスが伴っていないと、期待値が高い上に印象が悪くなることもあります。
高品質なサービスを提供している場合は、とても効果があるでしょう。
提携先企業やパートナー企業の紹介
提携先やパートな企業が上場企業や知名度の高い企業の場合もハロー効果が得られます。
「この会社と取引あるならきっといい会社だろう」など、提携先の企業の印象に引っ張られて自社の評価も上がります。
大手やクライアント企業が大手や知名度が高い場合は、できるだけ公開していきましょう。
◯マーケティング
◯ハロー効果とは
◯心理学
・簡単に説明すると
・例
・ホーン効果
・ピグマリオン効果
・ウィンザー効果
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